融資を受けやすい会社の特徴|金融機関が確認するポイントを解説

柏市周辺で、法人の資金繰りや銀行融資について相談できる税理士をお探しの方へ。
会社が融資を受ける際には、決算書の数字だけでなく、日頃の経理体制や資金管理も重要になります。

「黒字なら融資を受けられる」「赤字だと必ず融資は難しい」と単純に決まるわけではありません。 金融機関は、会社の返済能力や資金繰り、経営管理の状況を総合的に確認します。

この記事では、融資を受けやすい会社の特徴や、普段から整えておきたいポイントを整理します。

この記事でわかること

  • 融資を受けやすい会社の特徴
  • 金融機関が確認するポイント
  • 融資を受けにくくなるケース
  • 小規模法人が今から整えておきたいこと

融資は赤字か黒字かだけでは決まらない

金融機関が融資を判断する際には、会社が今後きちんと返済できるかを確認します。

そのため、利益が出ているかどうかは重要ですが、それだけで融資の可否が決まるわけではありません。

たとえば、黒字であっても手元資金が少ない、借入金が多い、資金繰りを把握できていない場合には、 慎重に見られることがあります。

一方で、一時的に赤字であっても、赤字の理由や今後の改善見込みを説明できる場合には、 相談の余地があるケースもあります。

融資を受けやすい会社の特徴

融資を受けやすい会社には、いくつか共通する特徴があります。

ここでは、中小企業が普段から意識しておきたいポイントを整理します。

決算書の内容を説明できる

決算書は、会社の経営状態を示す重要な資料です。

売上や利益が増減した理由、借入金や現預金の状況、今後の見通しなどを説明できる会社は、 金融機関とのやり取りもしやすくなります。

毎月の試算表を確認している

決算書だけでなく、直近の業績を確認できる試算表も重要です。

毎月の売上、利益、経費、資金残高を確認している会社は、 経営状況を把握している会社として見られやすくなります。

資金繰りを把握している

融資では、返済できるかどうかが重要です。

入金予定、支払予定、税金、社会保険料、借入返済などを把握していると、 必要な借入額や返済計画を説明しやすくなります。

税金の滞納がない

税金や社会保険料の滞納があると、融資審査で不利に見られることがあります。

納税資金を事前に準備し、支払期限を守ることは、金融機関との信用面でも重要です。

自己資本が積み上がっている

過去の利益が会社に残り、自己資本が積み上がっている会社は、財務的に安定していると見られやすくなります。

毎期の利益を積み上げていくことは、将来の融資や資金調達にもつながります。

銀行とのコミュニケーションがある

融資が必要になってから初めて相談するよりも、普段から金融機関と情報共有している方が相談しやすくなります。

決算後の報告や、業績の変化があったときの説明など、日頃のコミュニケーションも大切です。

ポイント

融資を受けやすい会社とは、単に黒字の会社という意味ではありません。 決算書や試算表をもとに、業績・資金繰り・返済計画を説明できる会社が、金融機関と話を進めやすくなります。

融資を受けにくくなるケース

反対に、次のような状態では、融資相談が進みにくくなることがあります。

試算表がない

決算から時間が経っている場合、金融機関から直近の試算表を求められることがあります。

試算表が作成されていないと、現在の業績を説明できず、融資判断に時間がかかることがあります。

経理が遅れている

領収書や請求書の整理が遅れていると、正確な利益や資金状況を把握できません。

経理が遅れている会社は、資金繰りや返済計画の説明もしにくくなります。

納税遅れがある

法人税、消費税、源泉所得税、社会保険料などの納付が遅れている場合、 金融機関から慎重に見られることがあります。

納税遅れがある場合は、その理由や解消予定を整理しておく必要があります。

資金繰りを把握していない

「いくら必要なのか」「いつ資金が不足するのか」「どのように返済するのか」が説明できないと、 融資相談は進みにくくなります。

資金繰り表を作成し、将来の資金残高を確認しておくことが大切です。

小規模法人が今からできること

融資を受けやすい状態を作るためには、特別なことを一度に行う必要はありません。

まずは、日々の経理と資金管理を整えることが大切です。

  • 毎月の売上・利益を確認する
  • 試算表を定期的に作成する
  • 売掛金・買掛金を整理する
  • 資金繰り表を作成する
  • 借入金の返済予定を確認する
  • 税金や社会保険料の支払い予定を把握する
  • 決算後に金融機関へ説明できるようにする

これらを継続することで、融資が必要になったときに慌てず対応しやすくなります。

税理士へ相談するメリット

税理士へ相談することで、決算書や試算表の数字を整理し、 金融機関へ説明しやすい状態を作ることができます。

また、月次の経理体制、資金繰り表、納税資金の準備、決算前の利益確認などを整えることで、 融資だけでなく、日々の経営判断にも役立ちます。

融資を検討している場合は、申込み直前ではなく、早めに数字を整理しておくことが大切です。

融資・資金繰り・経理体制でお困りの法人の方へ

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